Miles(マイルズ)のアプリ自体には、大きな危険性はありません。
運営会社も怪しいわけではないし、ビジネスモデルも問題はなし。
ただそれでも位置情報や移動履歴を知られるのは、不安が募りますよね。
そこで今回は、『Miles(マイルズ)の危険性や安全に使う方法』を紹介します。
- Miles(マイルズ)のアプリ自体の安全性
- 実際に使って感じた欠点とは?
- 使うのが怖いときの安全対策
できるだけ安心してつかうために、スマホのセキュリティにも意識すると良いですよ。
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Miles(マイルズ)に危険性はある?仕組みやビジネスモデル
移動するだけで稼げるなんて怪しい
そんなアプリであるMiles(マイルズ)に、危険性はあるのかを見ていきます。
①運営会社・②ビジネスモデル・③提供するデータの3つの視点から、安全かを確かめていきますね。
① Milesのアプリについて!運営会社は怪しい?
Milesとは移動距離に応じて、マイルを貯めることができるアプリのこと。
1.6kmで1マイルがもらえる稼ぐ系のアプリと言えます。
もともとはアメリカでサービスが始まり、日本に上陸。
ポイ活好きな日本でも一気に広がり、80万以上のダウンロードを記録しています。
貯まったポイントは、ファミリーマートなど身近な企業の割引券やギフト券に交換が可能。
普段の消費をお得にすることができるメリットがあります。
そんなMilesの本社は、アメリカのシリコンバレーにあります。
日本オフィスに関しては六本木にありました。
- 会社名:Miles Japan株式会社
- 公式HP:https://www.getmiles.com/jp
- 公式SNS:Twitterはこちら
- 設立日:2021年1月
- 代表者:高橋 正巳
- 所在地:東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 16F
② Miles(マイルズ)の仕組み!ビジネスモデルはおかしい?
そもそも移動するだけで稼げるなんて、メチャクチャ怪しいですよね。
なぜユーザーが移動するだけで、マイルが貯まっていくのか。
それはマイルを交換するときの特典に関係しています。
Milesは現金への交換はできません。
その代わりに提供しているのが、企業の商品をお得に買えるクーポンです。
企業側としてはMilesを集客として使って、お客さんを呼ぶことができる。
Milesの運営会社としては、企業に送客すれば報酬がもらえる。
そしてユーザーは、お得に商品を買うことができるという仕組みです。
だからMilesのアプリは、現金化ができないんですね。
これはビジネスモデルとしてギフト券やクーポンの方が、お互いにメリットが生まれるから。
もし現金化にこだわるなら、類似アプリのトリマを使うべきです。
トリマなら動画を見る手間はありますが、月1000円分ほど稼ぐことができますよ。
③ Milesで個人情報は盗まれる?位置情報や移動履歴
Milesは位置情報をオンにしないと、移動距離がマイルに計測されません。
つまり位置情報や移動履歴などがアプリに知られるということ。
そんな”超”個人情報を知られても安全なのでしょうか?
Milesでは現時点では、位置情報をポイントの計算に使っています。
情報自体もとても慎重に扱っていると、公式サイトで明記されているんですね。
ユーザーの皆様がアプリご利用中に当社が取得したデータは、常に安全に保護されています。当社は、取得したデータの保護を最優先事項として考えています。
引用元 プライバシーポリシー
それに移動データも匿名化して計算しています。
なのであなた自身の移動履歴が、第三者に知られるリスクは低いと言えます。
またマイルズではセキュリティに対して、ユーザー情報に対する漏洩や不正アクセスを防止するよう努めています。
利用者の声を調べても、計測の精度の文句は多いですが安全面では問題がありませんでした。
- ビジネスモデルは問題ない
- 運営会社も実在している(大手とも提携)
- 個人情報も慎重に扱っている
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アプリMilesの危険性を実際に試してみた!怪しい点はないけど欠点はある
実際にMilesに何か問題はあるか試してみました。
①マイルを貯める・②交換・③退会の3つに注目。
危険性はありませんが、不満は残る結果となりました。
① Milesは移動するだけで貯まるが精度が悪い
実際にインストールして初期設定を完了しました。
Milesのメリットは、何もしなくてもマイルが貯まること。
歩行でも自転車でも、移動させすれば勝手にマイルに加算されていきます。
なので『本当に移動するだけで稼げるの?』という不安を持つ必要はありません。
ただ不満だったのは精度の悪さですね。
移動が反映されるのが遅かったり、正確に反映されないことがありました。
この点に関しては、私以外のユーザーも同じ意見が集まっています。
Milesの位置情報なんかどんどん精度悪くなって毎回移動場所がめちゃくちゃ足りない
— 黒紗夢 (@kurojam_sum) December 14, 2022
あくまでオマケとして稼げるアプリという印象でした。
バッテリーの消耗などは、トリマなどと比べるとマシですし。
② Milesのポイントは交換できたが特典がイマイチ
貯めたマイルも無事に交換できました。
Amazonギフト券や、お店のクーポンとして利用。
お店でも使えたので、安全面で問題はありません。
ただ交換先がマイナーなお店が多いのがネックです。
Amazonギフト券は万能なので好印象。
ただそれ以外は、『もともと興味がないし』というお店も多いです。
Milesは最近リリースされたアプリなので、今後は改善されるでしょう。
ただ現時点ではマイルの現金化はできませんし、あくまでクーポンへの交換が主です。
③ Milesの退会は簡単!迷惑メールも来ない
Milesは『合わない』と感じたら退会も可能です。
他の悪質アプリのように退会できなかったり、解約ページが存在しないという事態もありません。
アカウントの設定からプライバシーに移動。
ここからアカウントの削除が可能です。
認証メールが必要なので手間はかかりますが、退会自体は簡単でした。
迷惑メールも来ないので、気軽にインストールしてお試し感覚で使いやすいアプリです。
【補足】 Milesだけでポイ活は無謀!マイルズ以外のポイ活は必須
Milesでマイルを貯めてクーポンへ交換して退会する。
この一連の流れは安全に行えました。
ただ不満だったのは、稼げる額。
1ヶ月に貯まるマイルが少額なので、Milesだけだと稼げません。
習慣的に高速に乗ったり新幹線を使う人なら、Milesだけでもいいかもしれません。
ただ電車や車や徒歩移動となると、月に数百円分くらいしか稼げないんですね。
なので慣れてきたら、Miles以外のポイ活も同時に始めるのがおすすめ。
スキマ時間に稼ぎやすいのは、アンケートモニターやポイントサイトとなります。
- マイルは貯まるが精度は悪い
- 交換は無事にできたが交換先は少なめ
- 退会は問題なくできるので試しやすい
※Milesだけで稼ぐのは難しい
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Milesが怖いとき!迷惑メール対策など安全に使うための工夫
Milesに興味はあるけど、まだ使うのが少し怖い
そんなときは安全に使うための工夫をしましょう。
① メールアドレスを別で作る
Milesは初期設定でメールアドレスを登録します。
ただプライベートで使っているアドレスを登録するのは少し不安ですよね。
そこでオススメなのが、ポイ活専用のメールアドレスを作ること。
Gmailなどフリーアドレスなら無料で作成が可能。
ポイ活専用のアドレスを作って、そのアドレスで登録すればプライベートのアドレスが漏洩することはありません。
② 移動履歴は誰にも見せない!画面の盗み見に注意
Milesには移動履歴が記録されます。
なので何日にどこへ行ったかを、一目で知ることができるんですね。
便利ではありますが、第三者に見られるリスクがあります。
なので気を付けたい点が2つ。
まず1つ目は、外出中に安易に移動履歴を見ないコト。
電車やバスなど、誰がスマホの画面を見ているかわかりません。
勝手にマイルは貯まるので、移動履歴を確認すること自体も不要ですよ。
2つ目は知らないWi-Fiに接続しないこと。
外出中はフリーWi-Fiがたくさんあります。
ただその中には、個人が悪用目的で作ったWi-Fiが潜んでいるかも。
そういったWi-Fiに接続すると画面が盗み見されてしまいます。
なので企業などが用意したWi-Fiだけ利用しましょう。
③ それでも位置情報を知られるのが怖いなら歩数系アプリで稼ぐ
どうしても移動履歴を知られるのが嫌。
そんなときは類似アプリを検討しましょう。
Miles以外にも稼げる系のアプリはたくさんあります。
例えば歩数に応じてポイントがもらえるアプリ。
歩数に応じて取り組めるポイ活なら、Milesより気軽に試せますよ。
Miles(マイルズ)に危険性はない!ただ万能なアプリではなかった
Miles自体には危険性はありませんでした。
ビジネスモデルも問題ないし、運営会社も実在しています。
大手との提携もしているので信頼性も高いですね。
ただ移動履歴が記録されるのが怖いという面があるのも事実。
また計測の精度が悪かったり、ポイントの交換先が少ないというデメリットもあります。
Milesを使うこと自体は問題ありません。
ただMilesだけでポイ活しようとすると、稼げないので辞めましょう。
Milesに慣れたら、他のポイ活アプリも試すと良いですよ。